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BOM-L1TRW
NIRS

3波長2受光2演算
 

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【新機能】


・背面パネルの”WGCダイヤル”は”DETECTOR 1”及び”DETECTOR 2”を独立して調整できる為、測定部位の違いによる各DETECTORの
 受光量の変化に対し、9段階の調整が可能に成りました。測定時に理想の受光量に素早く調整が可能です。

・背面パネルの”DSSスイッチ”を切り替えることにより、各ディテクターの任意値を知ることが出来ます。
         
 *送光プローブから
:DETECTOR1 のデータ
:DETECTOR2 のデータ
:DETECTOR2 から DETECTOR1の値を引き算したデータ
標準機種に必要だった”浅部用D212”や”深部用 D2153”に変わり、Wシリーズ専用”DW21314DETECTORWGCダイヤル”との組
 み合わせる事により、測定深度によってDETECTORを交換する必要が無く、1本のDETECTORで浅部〜深部までの測定が可能になりました。

Wシリーズ専用ホルダーを使用し、1.5cm〜4.5cmの間で自由に測定深度の変更が可能です。またDETECTORの交換を必要しない為、何本ものDETECTORを揃える必要がありません。ホルダーは加工が容易な為、深度の違う数種類のホルダーを用意することで、測定したい部位に的確な深度での測定が可能となります。
【ダブルゲインコントローラー搭載】



【特徴】
・送光、受光1、受光2のセンサーの組み合わせにより特定の深度の組織血液の酸素化状態を評価できます。
・2受光の差を取ることによりオフセットが格段に軽減されており、 より感度の良い測定が可能となりました。
・従来のような変化量ではなく、絶対量が出力できます。
・組織血液の酸素化状態を%で評価する酸素飽和度が出力できます。
・半導体レーザーを用いていますのでS/N比の高い測定が可能です。
・安定発光システムにより 演算処理速度が一段と速くすることが可 能になりました。
・小型プローブですので固定がラクです
【原理】
BOM−L1Wシリーズは波長の異なる3種類のレーザー光を組織に照射し、吸収、散乱された光を受光部でとらえ演算処理します。
酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの光吸収係数は、光の波長によって異なります。この原理を利用し、生体組織中の酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビン、酸素飽和度を演算します。 測定深度は、組織によりますが、光ファイバープローブとディテクター間の距離とほぼ同程度になります。

機 種 BOM−L1TRW BOM−L1W
測定用レーザー(送光部)
測定方法
半導体レーザー
波長780nm、810nm、830nm
プローブ先端出力7mW以下
半導体レーザー
波長780nm、810nm
プローブ先端出力7mW以下
ディテクター(受光部) シリコンフォトダイロード
測定パラメータ 絶対量 変化量
1)組織酸素化血液量 (OXYHb):0〜100.0 (ΔOXYHb):−100.00〜100.0
2)組織脱酸素化血液量 (deOXYHb):0〜100.0 (ΔdeOXYHb):−100.00〜100.0
3)組織全血液量 (TOTALHb):0〜100.0 (ΔTOTALHb):−100.00〜100.0
4)組織血液酸素飽和度 (StO2):0〜100.0%  
時定数 1,2,5sec
電源電圧 AC100V、50/60Hz、20A
外形寸法 257(W)×324(D)×98(H)mm
重量 5.5kg 5kg
医療承認番号 21100BZZ00079000 21100BZZ00346000

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